交流会(トークライブ・サミット)ポートフォリオ

まちづくり交流の輪

現代都市のルーツは、近世の城下町にもとめられます。今からおよそ440年ほど前、豊臣秀吉が「長浜」に城下町を建設してから全国各地に数多くの城下町が計画的に建設され、その多くが現在でも地域の中心都市として機能しています。これらの都市は、戦争によりまちを破壊されても一から街路を作り直すのではなく、当時の整然とした街路をもとに、復興が図られ再興されています。つまり、現代都市は、城下町の強い連携性を保ちつつ存在しているのです。
そこで、全国各地の城下町を中心に発展してきた地域が一堂に会し、「城下町」をテーマに地域活性化やまちづくりなどについて意見交換やさまざまな事業を実施する「近世城下町ふるさとまつり」を平成26年より開催することとなりました。
毎年、各地域からトークライブへご参加いただき、城下町の方々との交流を深め、取り組まれている歴史や魅力を活かした「まちづくり活動」を発表し、その特色を活かしたまちづくりの情報を発信・共有することで、城下町のルーツ、歴史の奥深さを再認識すると共に、歴史の視点からのまちづくりの在り方を考える場として、また推進するための大きな一歩と考えております。